コーヒー器具の選び方 〜その④ ドリップポッド編〜 [GCC通信6月号]

 みなさん、こんにちは。店舗バリスタの大石です。今月は、「コーヒー器具の選び方」編最後の「ドリップポット」編をお送りします!

 美味しいドリップコーヒーを淹れるためには必須アイテムのドリップポット。まず大きくコーヒーの味わいに影響するのは、注ぎ口の太さです。

 注ぎ口が細ければ、お湯をゆっくり注ぐことができ、注ぎ口が太ければお湯を素早く注ぐことができます。また、太い注ぎ口でも技術次第で細く注ぐことも可能なので、上級者・マニアには太い注ぎ口のものがオススメ、とも言われます。

 ゴールドキャッスルのコーヒー豆は、ズバリ太めに注ぐ淹れ方がおすすめです。透明感のあるスペシャルティコーヒーの特徴を活かして焙煎しているので、じっくりと慎重に注ぐよりも、大胆に豆の味を引き出すように注ぐ方が、よりその個性を楽しめる味わいに仕上がりやすいです。(もちろん、人それぞれの好みや相性が第一です!)

 さらに深掘りすると、注ぐお湯が太いほど、ドリッパー内で粉の攪拌も起こりやすいです。水流の強さで粉が動くことで、さらに豆の個性が出やすくなります。普段の淹れ方で少し物足りないなと思う方、気持ち太めにお湯を注いでみると、より味わいが引き立つかもしれませんので、お試しください。

 

 また、機能面や素材等でもたくさんのバリエーションがあります。機能面では直火にかけられるもの、そのまま電気ケトルにもなっているもの、温度計が備えられているものなどなど、特に近年は種類が増えています。素材面で、は銅製のものやホーロー製のものは高級感もあり、見栄えも良く人気です。予算と相談しながら、淹れていて気分の上がるものを選ぶと、毎日のコーヒーライフが豊かになりますよ◎

 

 以上、計4回に渡って「コーヒー器具の選び方」を紹介いたしました。機能だけでなく、見た目も含めてお気に入りの器具を見つけて、おうちコーヒーをもっと楽しんでいただけたら幸いです。(過去のGCC通信の内容は随時サイトにアップしておりますので、是非右下のQRコードからご覧くださいませ◎)

 

来月からは、夏本番に向けて美味しいアイスコーヒーの楽しみ方を紹介していきますので、どうぞお楽しみに。